急性ストレス障害.com » 原因について

原因について

急性ストレス障害になる原因としてよく言われるものは、病気や、自然災害、事故、犯罪や暴力など、生命の危機を感じるような恐ろしい出来事があげられます。

しかしそれは、あくまでそのような傾向が多いというだけで、実際には自分の生命に直接関わらない出来事が原因でも急性ストレス障害になることがあります。

近しい人との死別や、自然災害の場合には直に体験していなくともテレビの報道などを通して急性ストレス障害発症の原因になってしまうことがあるという報告もあります。

また最近では、裁判員制度の導入により裁判員を務めた女性が急性ストレス障害になったとのことで、国に訴えを出す事例もありました。

その裁判の資料として提出された写真や映像がショッキングなものであったために、急性ストレス障害に発展してしまったようです。

このように、急性ストレス障害を発症する原因は必ずしも命の危機に関わるような重大な出来事とは限らず、その人にとってショックの大きい内容であれば原因となってしまう可能性は十分にあるもので、誰にでも身近にある病気と言っても過言ではありません。

ですが日々の生活の中で突然の事故や病気を全て防ぐというのは難しいことです。だからこそ、その兆候が見えた時には早いうちから対処することが大切です。

この病気は早期のうちからしっかりと対処をすれば、一ヶ月程度で改善します。しかしここできちんとした対応が出来なかった場合、PTSDという長期的に症状が継続する病気へと悪化してしまうこともあります。

特に、原因となる出来事を自覚しないまま発症してしまった場合には、単なる体調不良と片付けてしまったり、自分が弱いせいだなどと自分を追いつめて、さらに悪化させてしまう人もいます。

早めの対処が健康を取り戻す最大のコツですから、おかしいと思ったら躊躇わずに病院で診察を受けるようにしましょう。

またその際、本人では自覚していなことや、急性ストレス障害の症状のひとつである回避行動によって原因となる出来事の話をしにくい場合がありますので、できれば事情を良く知る家族や友人に付き添ってもらうことをおすすめします。。