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急性ストレス障害の子供

急性ストレス障害は子供がかかることもある病気です。大人を中心に語られることが多いのですが、精神的に大きなダメージを負うショッキングな体験に遭遇することに年齢は関係ありません。

むしろ、精神的にも未成熟なことから自分で急性ストレス障害だと自覚することが難しいため、周囲も気付かないまま対処が遅れて悪化してしまう可能性も高いです。

また、経験からの対処や心的バランスの取り方がまだ未熟なため、例えば交通事故に遭った際に急性ストレス障害を発症する可能性は80%と言われ、非常に高くなっています。ちなみに、大人の統計では交通事故から発症する可能性は20~30%と言われています。

しかしこの初期症状に頭痛や嘔吐、下痢、発熱という風邪に似たものが多いため、周囲の大人たちも気付かないまま見過ごしてしまうことが多々あります。

精神面の異常を吐露することができない、あるいは自覚しないため、身体症状ばかりが目立ってしまい他の病気と思われてしまうのです。

周りから見える範囲での風邪と違う点としては、普段と大きく異なる行動や自傷、また脱毛症などがあります。このような行動が見えたら、小児科だけでなく小児対応も行う心療内科にも行った方が良いでしょう。

薬物療法やカウンセリングももちろん大切ですが、子供が急性ストレス障害になってしまった場合には、周囲の大人たちがしっかりとすることが最も大切です。

トラウマのきっかけとなった出来事はもう終わっていて、安心できる状態になっているのだと認識できるような、周囲のケアが重要なのです。

そのためには、病院で専門医の治療を受けるだけでなく、抱きしめてあげたり、ゆっくりと話を聞いたり、一緒に遊ぶなどの対応をするようにすると良いでしょう。

また、きっかけとなった出来事に似た内容のニュース報道を見たりすることでフラッシュバックが起こることもありますので、こういった面も気遣うようにする必要があります。